尖閣沖中国漁船衝突映像流出 海上保安庁、幹部が集まり対応を協議

沖縄県尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突映像の流出を受け、海上保安庁では、5日未明から、幹部が慌ただしく集まり始め、対応を協議している。
5日午前3時すぎ、海上保安庁の広報室長は、「映像が流れているということで、情報が入りましたので、現在、その事実関係を調査しているところです。部分的にわたしが見たものと、同じ部分もあります」と語った。
流出した映像は、合計およそ44分で、6本に分けて動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に投稿された。
この映像について、海上保安庁幹部は「本物と考えて間違いない」と話している。
映像の冒頭には、撮影した海上保安庁の職員とみられる氏名も記載されている。
11月1日、衆参両院の予算委員会理事に限定公開された映像は、6分50秒に編集されたもので、今回の映像には、それ以外のものも含まれているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20101105-00000373-fnn-soci