日本、PK戦制し決勝進出!韓国破る/アジア杯

サッカー・アジア杯準決勝(25日、カタール・ドーハ)2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本はライバル・韓国と対戦し、延長戦でも勝負がつかずPK戦に突入。PK3−0で宿敵を破り、決勝進出を決めた。

 日本は立ち上がりから積極的に韓国陣内でボールをキープ。17分には長友からのクロスに岡崎がヘディングシュートを放ったが、ポストに当たり先制はならなかった。その6分後の23分、今野がエリア内でファウルを取られPKとなり、そのPKを決められ1点を先制された。

 1点を追いかける形となった日本は前半36分、本田圭佑から長友へスルーパス。パスを受けた長友が倒れながらエリア中央にパスし、走りこんだ前田が見事に同点ゴールを決めた。

 1−1の同点で始まった後半は、お互い一歩も譲らず一進一退の攻防。疲れが出始めた終盤には厳しい展開が続いたが、ピンチをしのいだ。激闘の日韓戦は90分では勝負がつかず、1−1の同点で延長戦に突入した。

 延長前半7分、岡崎がエリア内で倒されPKを獲得。このPKを本田が蹴ったが、GK正面で弾かれてしまった。しかし、こぼれたところに途中出場の細貝が走りこみ、豪快に勝ち越しゴールを決めた。しかし、試合終了間際に同点ゴールを許し、勝負はPK戦に持ち込まれた。

 PK戦では、1番手で本田が決めた後、GK川島が韓国の1本目をファインセーブ。2人目の岡崎も落ち着いて決めた後も川島が韓国の2人目をブロックした。日本は3人目の長友が外したが、韓国の3人目はゴール外に外し2−0、そして4人目の今野が決めて3−0で韓国を撃破した。