定額給付金 支給決定 受け取り方

総額2兆円に上る定額給付金。一人当たり1万2千円(65歳以上、および18歳以下は2万円)が支給される。

総額2兆円規模の定額給付金は5日、財源を確保する20年度第2次補正予算関連法の成立を受け、全国に先駆けて青森県西目屋村(にしめやむら)と北海道西興部村(にしおこっぺむら)で支給が始まる。

町村のような小規模の自治体では早い支給が可能だが、政令指定都市や県庁所在地など人口の多い都市部の自治体では支給開始がずれ込み、5月以降になるところもある。

給付金支給8割は4月から

支給は原則全世帯で、支給申請書は世帯主に郵送などで届く。

2月1日に住民票のあった市区町村から1人当たり1万2000円がもらえる。65歳以上と18歳以下には8000円を加算する。

支給第1号は、5日午後に支給を始める北海道西興部(にしおこっぺ)村と青森県西目屋(にしめや)村。6日に兵庫県たつの市和歌山県北山村が続くが、総務省によると、年度内の支給開始を予定しているのは全市区町村の2割強にあたる400自治体にとどまる。規模の大きい政令市などは5月の連休以降にずれ込み、対象となる全国のすべての世帯に支給を終えるには秋までかかる。

 所得制限は事務負担に自治体側が反発し、設定は各市区町村の自主判断とされた。今のところ制限を設けた市区町村はない。

 給付金は現金で支給されるため、預貯金などに回るとの指摘もある。給付金に合わせて、地元で1〜2割増しの買い物ができる「プレミアム(割り増し)付き商品券」の発行を予定する市区町村も急増している。

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