深田恭子の『ヤッターマン』ドロンジョ姿を初公開! 総衣装制作費は5000万円

実写映画版『ヤッターマン』(3月7日公開)でドロンボー一味を演じる深田恭子ドロンジョ)、生瀬勝久ボヤッキー)、ケンドーコバヤシ(トンズラー)の衣装姿が14日(水)公開された。すべて本皮の衣装総制作費はなんと5000万円。

自ら衣装の細部にわたってリクエストを出した深田は、「細かいディテールにまでこだわっていてかわいいんです。皆さんのドロンジョのイメージを裏切らないようにしつつ、実写版ならではのドロンジョになるよう自分なりにがんばりました」とコメントを寄せている。

映画の製作発表時から話題になっていたドロンジョ衣装だが、そこにはこの役にかける深田の思い入れが形になって現れているようだ。
役のオファーを受けた当初を「ドロンジョは皆さんに愛されているキャラクターだし、皆さんのなかではっきりイメージがあるので、最初に役の話をもらったときは少し不安でした」と明かす深田は、原作イメージを裏切らずに、実写版ならではのオリジナルを出すために、トータルバランスを考慮したうえでの細部にわたるアイデア出しを自ら行っている。そうして、原作に忠実ながらもオリジナルが随所に配慮された実写映画版ドロンジョ衣装が完成した。

 そんな衣装を身にまとい、徐々に役に入っていったとする深田は「この衣装が出来上がるまで、何度も衣装合わせを繰り返し改良していってようやくこの形になったので、一緒に作り上げていったという気持ちです。この衣装をすごく愛しています!」と熱い思いを語っている。

 なお、原作アニメ同様、おなじみの爆破シーンやおしおき場面などが実写版でも盛り込まれ、爆破後のドロンボー一味のぼろぼろ衣装も映画本編にちりばめられている。

 一方、手探りでボヤッキー役を作っていったという生瀬は、今回の衣装について「この衣装になると役にスッと気持ちが入っていったので、恥ずかしいという気持ちはあまりありませんでしたね。
そういう意味では衣装のおかげで演じやすかったと言えるかもしれません」とコメント。

 トンズラー役を自身にぴったりと自負するケンドーコバヤシは「身につける肉襦袢などのために、全身の型をとられてしんどかったです。
ここまでやるともうこの衣装含めて自分の私服に近い感じで(笑)、サラッとはおって撮影現場近くのコンビニにも行ったりしていました」と撮影でのエピソードを語っている。