「全米女子オープン」ゴルコン

初挑戦の「全米女子オープン」。スタートの10番ティに立った上田桃子は、あきらかにいつもと様子が違っていた。珍しく「緊張しました」という記念すべき第1打は、大きく右のラフへ飛び出してしまう。それでも、このホールをパーセーブすると、すぐにいつもの上田らしさが戻ってきた。


続く11番で2mを沈めてバーディを奪うと、12番パー3ではピン下7mのスライスラインをねじ込んで連続バーディ。さらに、次の13番パー5でも3打目をピンそば1mにつけて楽々バーディと、序盤4ホールで3つのバーディを積み重ねる。

ショット、パットともに好調の上田だったが、最初の落とし穴は14番パー3。ティショットがグリーン手前のラフにつかまると、ここからのアプローチをミスしてボギーとしてしまう。今週に入って、コーチの江連氏から色々なアプローチを習っていたが、「教えてもらったことをやるならやる、今まで通りでいくならいくで、割り切りが出来ていなかった」と、中途半端なジャッジとなったことを反省した。

それでも、前半を2アンダーで折り返すと、後半の1番、2番と連続バーディを奪い、通算4アンダーまでスコアを伸ばす。上位が見えてきたが、5番でバンカーに捕まりボギーを叩くと、迎えた6番にこの日2つ目の落とし穴が待っていた。

ティショットは左のラフ。前方には2本の木が立っていたが、その間を通そうとしたショットは木に当たり、再び左のラフに落ちる。3打目でフェアウェイに出して4オン2パットのダブルボギー。「調子が良かった分、狙ってしまった」と、自らのジャッジを悔いた。

終わってみれば、6つのバーディを奪いながらも通算1アンダー。「もったいなかった」という上田だが、随所に好ショットもあり、「いい大会でいいショットは本当に気持ちがいい!」と、手応えも掴んでいる。「やっぱり、1日4アンダーは出ると思う。明日はノーボギーで回りたい!」と、残り3日間での上位進出は諦めていない。

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